隠れたコロナ銘柄!?【6039日本動物高度医療センター】を分析

投資

2020年前半は、日本市場でもコロナ銘柄の急騰が起きました。
その後、テレワーク関連銘柄などが目立ちましたが、コロナ関連銘柄は比較的落ち着いてきたように思います。

コロナ禍においては、自宅にこもる場合が多かったこともあり、
● ペットを飼う人が増えた
といったお話が出ています。

このようなコロナ禍の状況で、ペットを飼う人が増えたこともあり、
ペット市場が急拡大しているようです。

「巣ごもり消費」や「旅行に行けないのでせめてペット」という発想で、
ペット市場が急拡大しているようですね。

このペット市場ですが、
● ペットそのものを売る
● ペット用品を売る
こんな市場が拡大していると思いますが、
それに関連して動物病院などの企業の業績も拡大するのではと見ています。

その関連する企業の1つとして、

6039:日本動物高度医療センター(市場マザーズ)

があります。

今回は「6039:日本動物高度医療センター」を分析してみます。

日本動物高度医療センターの事業

日本動物高度医療センターの事業ですが、

● 犬猫向け高度医療を行う動物病院を東京、川崎、名古屋で運営
● 全国連携病院からの紹介による、二次診療のみを行う
● 画像診断などを使い、動物の高度医療を提供している

といった、特徴のある事業を展開しています。

人間と同じようにペットにも、放射線治療やMRI、CTなど先進医療設備を使って治療させたいというニーズに答えることを事業の目的としています。

コロナ禍の中で、犬や猫といったペットを飼う人が増えています。

そしてその流れで、
ペットの医療に関する需要
も高まると予想されます。

事業の流れとしては、

① 飼い主のかかりつけ動物病院が一次診療

② 飼い主のニーズに合わせ、
  動物病院と連携して、自社が高度医療(二次診療)を実践

このように、ペットの高度医療に特化している点も、専門性の高い事業を展開していると言えるかと思います。

日本動物高度医療センターの強み

日本動物高度医療センターの事業に賛同する全国各地の動物病院が、
「連携病院」として登録をし、
● ウェブサイトにおける連携病院としての紹介
● 学術情報等の提供
● 診療手術への参加
● 当社施設の利用(有料) 等
といった専門的なサービス提供をしていること、

そして、
● その連携病院数は2020年3月31日現在で3,747病院あること
これが、強みといえるのではないでしょうか。

また、
専門知識を有する獣医師が、高度な医療機器を使用して行う、
● 画像の撮影・読影・診断等のサービス
も独自のサービスではないかと思われます。

サービスが専門的で、なかなか他ではマネできそうにない点が、この会社の強みではないでしょうか。

日本動物高度医療センターの過去5年経営成績

日本動物高度医療センターの過去5年の経営成績は、

グラフにすると、

こんな感じで、売上高及び利益は着実に増加していますね。

※日本動物高度医療センターは3月決算です。

動物医療業界は、

 犬飼育頭数は減少傾向
 猫飼育頭数は増加
 動物1頭あたりの医療費を含む支出額は増加
 犬猫の高齢化に伴い、疾病が多様化している

といった現状にあり、
飼い主の動物医療に対する多様化・高度化はこれからも高まっていくと思われます。

その中で、日本動物高度医療センターは、

 診療実績を発表するための学会報告
 獣医師向けセミナー開催を積極的に行う

このような活動により、動物医療業界における信頼の獲得、認知度の向上が高まり、
その結果、初診数(新規に受け入れた症例数)は6,476件(前連結会計年度比7.4%増)となり、
これが売上、利益の増へ繋がっていると思われます。

爆発的ではないものの、今後も着実に成長していく可能性はあります。

さらに、このコロナ禍といった状況が、
さらなる増収増益に結び付くのか!?注目されます。

日本動物高度医療センター 直近の経営成績(四半期ベース)

現時点では、2020年6月の第1四半期決算が最新となります。

そこで、直近の四半期ベースでの経営成績にピックアップしてみます。
(直近3か月損益情報をチェックで、最新の業績傾向を掴んでみます)

4月~6月の過去5年経営成績ですが、

グラフにすると、

こんな感じです。

直近は、売上高が増加しているものの、利益面については前期から若干の減となっています。

売上に直結する、
● 初診数(新規に受け入れた症例数)は1,741件(前年同期比7.3%増)
● 総診療数(初診数と再診数の合計)は6,455件(前年同期比5.7%増)
ということであり、今後も事業は拡大していく傾向が見られます。

ということで、利益面は若干前期から下回るものの、売上とそれに直結する診療数が増加しているため、事業の成長はまだまだ見込めると思われます。

日本動物高度医療センターの財政状態

日本動物高度医療センターの直近、
過去5年の資産、負債及び純資産ですが、

グラフにすると、

こんな感じです。

● 利益増により、純資産が着実に積み上げられています。

負債の部についても、有利子負債が急激に増加しているような状況もありません。

自己資本比率は、直近6月末では、
● 36.1%
ということで、過去からも徐々に増加している傾向にあります。

さらにキャッシュの状況ですが、

借入の返済により財務CFはマイナスとなっているものの、事業自体が成長しているため、
しっかりキャッシュを増やしています。

キャッシュが大きく増減しているわけでもなく、財政状態に異常は見られません。

日本動物高度医療センターの会計注記情報(税効果会計)

私は経理担当者として、会計注記情報にも注目します。

特に有価証券報告書の「税効果会計の注記」については、
将来、利益(税務上の課税所得)をどれくらい計上が見込めるかを判断する、補足情報として使うことができます。

この注記に問題がなければ、
財務諸表を監査する、監査法人が将来の利益(税務上の課税所得)の計上を承認していることになりますので、とりあえず将来に大きな問題を抱えていないと判断できます。

見方ですが、
有価証券報告書の「税効果会計関係ー繰延税金資産の発生の主な原因別の内訳」
をチェックします。

この表の真ん中あたりにある、
「繰延税金資産の合計」が当期大幅に減少していたり、
「評価性引当額の小計」が大きく増加していたりすると、
将来利益(課税所得)の計上が見込めないと判断していることなります。

日本動物高度医療センターの場合は、
 前期と当期の「繰延税金資産の合計」に大きな変動はない
● 評価性引当額が大きく増加していることもない
ということで、とりあえず将来の業績も問題はないと考えることができます。

日本動物高度医療センターの株価と指標

● PER(会社予想)20.38倍
● PBR(会社予想)3.10倍
● 1株当たり配当0円
※2020年10月19日時点

こんな状況です。

指標から見る限り、若干割高?という印象はあります。
割安で放置されているような株価の状況ではないと思われます。

過去の株価をみると、
● 1年前の株価最高値は2,987円、最低値は1,402円
● 2年前の株価最高値は3,780円、最低値は1,938円
という状況でした。

現在(2020年10月時点)では、2,600円程度まで上昇しています。

コロナ禍による、今後の業績アップ?
を徐々に織り込んできている株価なのか!?とも言えそうです。

私の日本動物高度医療センターへの投資判断

コロナ禍において、ペットを飼う人が増えたこともあり、
ペット市場が急拡大していることが、気になっています。

このペット市場が急拡大という状況次第では、
直近の決算及び来期の業績大幅アップの可能性もあります。

コロナ禍の影響を間接的に受けるこの銘柄、
確かなことは言えませんが、大きくマイナスになるようなことはなさそうです。

私の場合は、既に投資を実施しています。

ただしほとんどの株式は、
一度利益確定させてしまいましたので、改めてどこかのタイミングで追加投資を検討する予定でいます。

この銘柄は、
出来高が少ないこともあり、けっこう株価が変動します。
特に理由もなく、なにかの拍子で株価が下落するようなら、追加投資もありかなと思ってます。

私が、日本動物高度医療センターの株を追加投資するときは、SBIネオモバイル証券を使って、少額(1株~)投資します。

SBIネオモバイル証券だと、
● 少額投資ができて、
● さらに月額200円の手数料で、
● Tポイント使って株を買える。
というのが、他の証券会社と違っていて良いですね。

日本株を少額投資したい時は、SBIネオモバイル証券が最適です。

●SBIネオモバイル証券

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※決まり文句ですが、投資は自己責任です。
この記事での投資に関する責任は負えないことをご承知ください。


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