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【簿記2・3級の勉強法】独学・通学・通信どれが最短合格できる?上場経理マンが解説

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経理へ転職するために、簿記の資格を取っておきたい!

どうやって簿記の勉強すれば、早く合格できるかな?

経理の転職では、簿記の資格があれば有利です。

そのため、経理へ転職したいと考えている人は、できれば早く簿記の資格を取っておきたいところです。

そこで今回は、
経理へ転職したい人に向けて、最短で簿記の資格を取るための勉強方法について解説します。

簿記の勉強方法は、

「独学か」
「専門学校へ通学するか」
「通信講座を受けるか」

この3つしかありません。

この3つの中で、最短合格するために、一番効率よく勉強ができるのが、「通信講座」です。

この記事では、簿記の最短合格を目指せる「通信講座」について、独学や専門学校の通学と比較しながら、詳しく解説していきます。

・簿記を初めて学ぶ方

・経理未経験で、これから経理の仕事をしたいと考えている方

・簿記の勉強、「独学、通学、通信講座」どれがいいか迷っている方は、

簿記の最短合格のための勉強方法がわかりますので、ぜひチェックしてみてください。

☞この記事の解説者:経理部IS

・現役の東証一部上場企業の経理部長です

・日商簿記1級~3級すべて取得済み

・簿記の勉強は、独学から通信講座まですべて経験済み!

Contents

最短で簿記に合格する勉強法

簿記の資格取ろうと思うけど、どうやって勉強始めればいいのかな?

これから簿記2級・3級の資格の取得を考えている人にとって、どうやって簿記の勉強を始めればよいか?疑問に思うところです。

実際のところ簿記の勉強は、次の3つのうち、いずれかを選択して行う必要があります。

・テキスト買って独学で勉強する

・資格の専門学校に通って勉強する

・通信講座を使って勉強する

この中で、最短で簿記に合格する方法は?

簿記の資格を取得したい人は、「できるだけ早く合格できる方法で勉強したい」と考えているかと思います。

そこで、ズバリ最短で簿記に合格できるオススメの方法をご紹介します。

その方法は、

・通信講座を使って勉強する

です。

そして、通信講座の中でも

・オンラインのWeb通信講座

を強くオススメします。

簿記の通信講座は、

・テキストを使った講座

・DVDを使った講座

・オンラインWebを使った講座

といったものがあります。

その中でも、オンラインWebを使った講座は、

✔自分のペースで好きな時間に、全国どこでも講座を受講できる

✔講座を何度も反復して受講できる

講座の質も高い

といったメリットを生かし、効率よく最短で簿記に合格できます。

そして、簿記講座を開設している専門学校も、このオンラインWeb通信講座に力をいれており、サービスも充実しています。

例えば、

☞ クレアール(徹底してムダを省いた講座)

スタディング(スマホを徹底活用したWeb講座)

☞ ネットスクール(ライブで行う授業が好評)

これらの3つのオンラインWeb通信講座は、勉強のためのサービスが充実しており、初めて簿記の勉強をする人にもオススメできます。

・これから簿記の勉強を始めようとしている人

・経理の転職で、簿記の資格を取っておきたい人

・今まで独学で勉強してきたけど、思いどおりの結果が出ていない人

こんな人は、ぜひ「オンラインのWeb通信講座」で簿記の勉強をしてみてください。

※参考記事:【厳選!】簿記2・3級のオンライン講座3選|現役経理部長のオススメ

簿記2・3級 合格までの勉強時間は?

早く簿記の資格取りたいけど、どれくらいの勉強時間が必要?

簿記2級、3級の勉強を始めようとするとき、どの程度の勉強時間が必要か気になるところです。

ここでは、合格までの勉強時間の目安を確認していきましょう。

簿記3級の合格に必要な勉強時間

簿記3級の勉強時間の目安は、以下のとおりです。

・通学、通信講座の場合 
100時間程度
(1日2時間の勉強で、2か月程度必要)    

・独学の場合
150時間程度
(1日2時間の勉強で、3か月程度必要)

※簿記専門学校各社で公表している、勉強時間平均値にて算出

簿記3級の勉強を始める方は、まず簿記の基本知識・専門用語の理解が必要となってきます。

とくに専門用語に慣れるまでに、意外と時間が取られてしまい、上記の時間を超えて勉強しなければならない場合もあります。

独学より通学・通信講座の勉強時間が少ない理由はなんだろ?

独学より通学・通信講座の勉強時間が少ない、その理由は、

通学・通信講座では、「簿記の基礎をわかりやすく教えてくれるから」

です。

簿記を初めて勉強する方にとっては、簿記の基本的な内容(たとえば借方貸方)専門用語を理解するのが難しく感じます。

独学ではテキストを読んで、基本を理解し専門用語を覚えなければならなりません。

しかし、初めてのことなので意味がさっぱりわからず、なかなか勉強が進まない場合が多くあります。

そこで無駄に時間が費やされてしまい、結果として勉強時間が増えてしまいます。

その点、通学・通信講座では、基本的な内容や専門用語を、初心者でもわかりやすく教えてくれますので、理解に必要な時間を短縮することができます。

このように、「独学より通学・通信講座の方が、無駄に時間を取られることなく勉強ができる」ため、合格までの勉強時間も少なくなります。

通学・通信講座は、しっかりと簿記の基礎を教えてくれます。専門用語もすぐに覚えることができます。

簿記2級の合格に必要な勉強時間

簿記2級の勉強時間の目安は、以下のとおりです。

・通学、通信講座の場合 
250時間程度
(1日2時間の勉強で、4か月以上必要)    

・独学の場合
350時間程度
(1日2時間の勉強で、6か月以上必要)

※簿記3級の知識があることを前提
※簿記専門学校各社で公表している、勉強時間平均値にて算出

簿記2級の勉強を始める方にとって、特に難しく感じるのが、「工業簿記」です。

工業簿記では簿記3級にはない新しい分野で、例えば製品を製造するときの費用をどうやって集計するかなどを学びます。

工業簿記もまた、特殊な専門用語を覚えたり、問題の解き方を理解するために時間が費やされてしまいます。

独学より通学・通信講座の勉強時間が少ない理由は?

簿記2級の独学より通学・通信講座の勉強時間が少ない、その大きな理由は、

通学・通信講座では、「合格に必要な試験テクニックを教えてくれるから」

です。

通学・通信講座では、試験テクニックとして、効率のよい問題の解き方を教えてくれます。

一方、独学では問題の解き方を自分なりに、思考錯誤しながら見つけていかなければなりません。

そして、試行錯誤しているうちに、勉強時間が増えてしまいます。

簿記3級であれば、試験テクニックがなくてもなんとか合格は可能ですが、2級レベルになると試験テクニックは必須です。

時間が限られている中で、効率よく問題を解いていくには、試験テクニックは必須です!

通学・通信講座で教えてもらったテクニックを使えば、問題の解き方も早く理解でき、結果として合格の確率も高まります。

簿記2級、3級どちらも、最短で合格するには、勉強時間が少なくて済む、通学・通信講座が断然有利です。

※参考記事:【厳選!】簿記2・3級のオンライン講座3選|現役経理部長のオススメ

簿記の勉強方法【独学・通学・通信】のメリット、デメリット

独学・通学・通信それぞれのメリット・デメリットは?

簿記2級、3級の資格を取得するために必要な勉強方法は「3つ」あります。

・独学

・スクール通学

・通信講座

ここでは、それぞれのメリットデメリットについて詳しく解説していきます。

簿記の独学

簿記の独学は、市販のテキストと問題集を購入して、テキストを読んで内容を理解し、それから問題集をひたすら解いていくという勉強方法です。

独学のメリット

独学のメリットは、なんといっても勉強のコストを安く抑えられることです。

基本的にかかる費用は、テキストと問題集の購入費用だけです。

例えば、簿記3級の場合、以下のテキスト1冊と、

以下の2つの問題集、

合わせて3つのテキストと問題集の購入だけで勉強ができます。

テキストと問題集の購入代金は、6,000円程度ですので、コストは安く済みます。

独学のデメリット

一方、独学のデメリットは、簿記の勉強時間が増えてしまうことです。

わからないところがあっても、誰にも質問できず、悩み続けながら自分で解決しなければなりません。

そして、わからないまま試験を受けて、結果として合格できずに無駄に時間を費やしてしまいます。

また、選んだテキストと問題集が自分に合わない場合、新たに買いなおす必要があり、無駄にコストがかかってしまう場合もあります。

私は独学の経験もありますが、無駄に勉強時間を費やしました…

簿記のスクール通学

スクール通学とは、簿記などの専門学校へ通って、教室で授業を受けて勉強する方法です。

例えば、簿記などの会計資格に強い大原などは、スクール通学の代表です。

☞スクール通学の大手簿記講座「大原」をチェック

通学のメリット

通学のメリットは、講師と対面でお話ができ、勉強に関する質問相談がすぐにできる点です。

相談することで、今まで悩んでいたことがすぐに解決する場合もあります。

また試験に合格するためのテクニックも教えてもらえるなど、大きなメリットがあります。

そして、一緒に教室で勉強する仲間もでき、モチベーションを維持して勉強することができます。

また、スクールには自習室など勉強できる環境を整えている点もメリットの1つです。

先生と仲良くなって、試験テクニックや試験での裏話が聞けたり、通学は楽しかったです。

また、集中して勉強したいとき、自習室が役に立ちました。

通学のデメリット

通学のデメリットは、授業料が高いという点です。

教室や自習室などの設備を利用するためのコストが授業料に含められており、その分、独学や通信講座よりも授業料が高くなってしまいます。

また、スクールがない地方に住んでいる方は、そもそもスクールに通学できません。

通学に時間がかかるようなところに住んでいる人にとっては、無駄に通学の時間がかかるなどのデメリットがあります。

簿記の通信講座

簿記の通信講座には、

・テキストを使った講座

・DVDを使った講座

・オンラインWebを使った講座

といった種類があります。

その中でも、今一番サービスが充実している「オンラインWeb通信講座」は強くオススメできる勉強方法です。

例えば、

☞ クレアール(徹底して無駄を省いたWeb講座)

スタディング(スマホを徹底活用したWeb講座)

☞ ネットスクール(ライブで行う授業が好評)

といったオンラインWeb通信講座は、簿記の最短合格に最適な講座として、最近多くの簿記受験生が利用しています。

このオンラインのWeb通信講座は、パソコンやスマホの動画で簿記の授業を受けるという形式の勉強方法になります。

オンラインのWeb通信講座メリット

オンラインWeb通信講座のメリットは、スクール通学より授業料が安いという点です、

スクール通学と同じ内容の講座を、いつでもどこでも受けられるのが大きなメリットです。

とくに地方でスクール通学ができない場合には、オンラインのWeb通信講座の活用は必須です。

また、講座内容はスクール通学と変わらず質が高いこと、動画で講座が配信されるため、繰り返し何度も受講できるといったメリットもあります。

私も、オンラインのWeb通信講座を使っています。

いつでもどこでも勉強ができるのが大きなメリットです。

オンラインのWeb通信講座デメリット

オンラインWeb通信講座を受けるには、ネット環境が必須です。

そして講座を受けるためのデバイスであるパソコンやスマホ、タブレットが必要です。

とくに動画で講座を受講するには通信料がかかるため、Wifi環境が必要になります。

このような環境が整っていない人は、オンラインWeb通信講座を受けられないのがデメリットになります。

最近は、パソコンやスマホは当たり前で、Wifi環境を備えている人も多いでしょうから、問題になることはあまりない思われます。

簿記の勉強方法【独学・通学・通信】の比較

今回、ご紹介している簿記の勉強方法は、

・独学

・スクール通学

・通信講座(オンラインWeb)

この3つでした。

それぞれの勉強方法の中でも、特に気になる、

「コスト」
「合格までの勉強時間」
「勉強のサポート」

それぞれについて比較してみます。

比較したうえで、実際にどの勉強方法が自分に合うか?検討してみましょう。

コストの安さ

1位 独学
2位 通信講座(オンラインWeb)
3位 スクール通学

独学は、テキストと問題集があれば勉強できますので、コストは一番安くすみます。

独学のテキストと問題集を購入すれば、6,000円程度です。

一方、通信講座だと15,000円前後、スクール通学だと30,000円前後のコストがかかります。

合格までの勉強時間

1位 スクール通学
   通信講座(オンラインWeb)
3位 独学

スクール通学や通信講座は、試験テクニックを教えてもらえたりするので、独学より勉強時間は少なくてすみます。

勉強サポート(質問、相談など)

1位 スクール通学
2位 通信講座(オンラインWeb)
3位 独学

当り前ですが、独学では勉強をサポートしてくれる人はいません。

それに対しスクール通学は、対面で講師の先生が質問に答えてくれるので、サポート面は一番です。


スクール通学は、コストが高い分サポートが充実しており、結果最短で簿記の合格ができます。

一方、独学は、テキストと問題集だけで勉強するためコストが安くすみます。

しかし、誰からも教えてもらえず、自分で悩みながら勉強するため、結果として合格までに相当の時間がかかってしまいます。

オンラインのWeb通信講座は、コストはスクール通学より安く、合格までの時間や勉強サポートは独学より優れています。

スクール通学と独学の良いところを組み合わせた、バランスが良い勉強方法がオンラインのWeb通信講座となります。

PC、スマホとネット環境があれば、断然オンラインのWeb通信講座がオススメ!

オススメ【簿記オンラインのWeb通信講座】勉強の進め方

簿記の勉強は「オンラインのWeb通信講座」がオススメなんだね!

でもどうやって勉強を進めていけばいいの?

今回ご紹介した、簿記の勉強方法の中でも、一番オススメなのが「オンラインのWeb通信講座」です。

この講座を使って、どう勉強を進めれば最短で合格できるのか?知りたい人もいると思います。

ここでは、「オンラインのWeb通信講座」を使った勉強の進め方について解説します。

オンライン講義を使った勉強は、

・オンライン講義を受講して、内容を理解(インプット)  

・講義の中で問題の解き方、テクニックを教えてもらう(インプット)

・講義を受講した後、実際に問題を解いてみる(アウトプット)

この繰り返しで勉強するスタイルとなります。

講義の受講(インプット)は、オンラインWebでどこにいてもできます。

自分が一番集中できる場所を選んで、講義を受講するのがオススメです。

問題を解く(アウトプット)ことは、机に向かって自分でやる必要があります。

問題を解いてみて、わからないところがあったら、また講義を受けなおして、内容の理解を深めていくのがいいですね。

そして、オンラインのWeb通信講座では、独学と違い「最初から問題の解き方、テクニックを教えてもらえる」という点が大きなメリットです。

独学では、テキストを読んで、自分なりに問題の解き方を考えなければいけませんが、オンライン講座では、一番効率の良い問題の解き方を教えてもらえます。

一番効率の良い問題の解き方を、すぐに教えてもらえることで、

・問題の解き方の理解度は早まり、

・勉強時間を短縮することが可能、

・そして最短で合格できる。

ということが実現できます。

そして、教えてもらった効率の良い問題の解き方を使って、何度も問題を解いていけば、自然と簿記試験の合格に必要なスキルが身につきます。

オンラインのWeb通信講座のメリットを生かして、勉強を進めていけば、簿記一発合格も実現できます。

効率よく、簿記の知識と問題の解き方を教えてもらう!
そして問題を解く。

その繰り返しで、簿記スキルが身につきます!

まとめ

今回は、経理未経験・簿記初心者に向けて、

「簿記2級・3級は、独学・通学・通信どの勉強方法が、最短合格できるか?」

について解説しました。

簿記2級、3級最短合格するのにオススメなのが、「オンラインのWeb通信講座」です。

オンラインのWeb通信講座は、

・自分のペースで好きな時間に、全国どこでも講座を受講できる

・講座を何度も反復して受講できる

・講座の質も高い

といったメリットを生かし、効率よく最短で簿記に合格できます。

いまは、オンラインWeb通信講座に力をいれている簿記講座の専門学校も多く、サービスが充実しています。

特に、

☞ クレアール(徹底して無駄を省いたWeb講座)

スタディング(スマホを徹底活用したWeb講座)

☞ ネットスクール(ライブで行う授業が好評)

といったオンラインWeb通信講座は、それぞれの強みを生かしたサービスを提供しており、

・初めて簿記を勉強する方

・経理未経験で、これから経理の仕事をしたいと考えている方

にもオススメです。

オンラインWeb通信講座ですが、提供している会社によってサービスが異なります。

オンラインWeb通信講座のサービスについては、以下の記事で詳しく解説しています。
講座の受講を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

※参考記事:【厳選!】簿記2・3級のオンライン講座3選|現役経理部長のオススメ

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