退職できないトラブル【辞めさせてもらえず、精神的に追い込まれた実際の体験談】

採用・転職

会社を退職する理由、
立場、状況によってそれぞれです。

よくある事例としては、

現在の環境や待遇に不満を持っている
セクハラ、パワハラにあっている
激務で身体を壊してしまいそう
人間関係でゴタゴタしている
会社の将来性に問題がある

などといった理由で、退職をすること多いかと思います。

いずれにせよ、退職したいと考えた場合、

早く退職して、次の転職先で頑張りたい!

と思うことがほとんどです。

それなのに、会社側は何かしらの理由をつけられて、なかなか退職させてくれない・・・

こんなトラブルがあります。

今回は、会社側が退職させてくれなかったことで、

● 精神的に追い込まれて、
● 鬱にまでなってしまった、

私の体験談を紹介します。

IS課長
IS課長

私は退職のトラブルを3度経験しました。
精神的にかなり辛かったです。

退職トラブル体験談について

私は、今まで転職6回しているので、5回会社を退職したということになります。

5回の退職のうち、

円満退職 2回
退職させてもらえないトラブル 3回

となります。

5回の退職のうち、3回は退職させてもらえないトラブルに巻き込まれました。
(最終的には、なんとか退職できたのですが・・・)

ここからは、退職させてもらえないトラブルはどのようなものだったか、体験談をご紹介していきます。

パワハラが酷くて退職せざるを得ない状況の中、いざ退職しようとしたら、さらに追い打ちをかけるようにパワハラにあってしまいました。

退職できない状況が続き、結果、鬱になるくらい精神的に追い込まれました・・・

退職させてもらえなかった体験談①

私の体験談として、

業務の引継を理由に、何か月も退職させてもらえなかった、ということがあります。

どんな目に合ったのかというと、

会議室に、引継するための部屋を作らされ、そこに閉じ込められた
引継部屋で、引継を受ける対象者に対し、業務を一から十まで教え込む
有給は使わせてもらえず、休日出勤も強要された
有給の買い取りもしてもらえず
引継進捗状況を毎日報告し、進捗が良くなければ罵倒された
引継部屋には監視する人がおり、ずっと引継業務を監視された

このように、異常なまでに引継を強要されました。

なぜ退職しようとしたのか?

この会社は、上場企業の子会社でした。
そこで私は一人で、決算業務を担当していました。

退職しようとした経緯は、

親会社から出向してきた上司が、異常なまでのパワハラをする人だった

パワハラにより、周囲がどんどん辞めていく

辞める人が増えたことで、私の仕事がどんどん増加してシンドクなった

こんな状況となり、このままでは精神的にも身体的にも危険!ということで退職を決心しました。

転職活動をして、退職できる準備を進めた

もちろん、退職するために事前に転職活動もしました。

そして、年収、福利厚生すべて現職を上回る待遇の会社に内定をいただくことができました。

ここまでは良かったのですが・・・

3か月超の業務の引き継ぎを強要された

転職先も決まり、いざ退職となったとき、パワハラ上司へ連絡したところ、

無責任だ!
仕事を舐めているのか!
引き継ぎを終えるまでは辞めさせない!

といった罵声を浴びせられ、急遽引き継ぎ部屋を作らされ、翌日からその引継部屋に閉じ込められることになりました・・・

そして私が担当している決算業務を、
決算経験がない課長
入社1年目の新人

2人に引き継げとの指示が・・・

私が何年もかけて勉強してきた決算業務を、決算の経験どころか経理の経験もままならない人に、数か月で教え込むなんてことはほぼ無理です・・・

数か月で、すべての業務を引き継ぐことは無理であることを、パワハラ上司へ訴えましたが、取り合ってもらえず、

引継が終わるまでは辞めさない

の一点張り・・・

さらには、引継の対象者である部下からも、
●退職するのは無責任だ、無責任だ
と責め続けられ、

数か月間、毎日引継部屋で、苦痛を味わうことになりました。

退職させてもらえなかった結果・・・

引継が終わるまで、退職させてもらえなかった状況が続いた結果、

私は、

決まっていた転職先への転職を諦めた

引継の部屋に閉じ込められて、精神が病んでしまった

毎日監視され続け、精神が病んでしまった

毎日上司と部下に、罵倒され精神が病んでしまった

このように、人生最悪な状態に陥ってしまいました。

法的には、退職の意志を伝えた2週間後は辞められることは知っていましたが、度重なる「引継をしろ」という恫喝を受け、辞めてはいけないという思いに支配されてしまいました。

さらに、決まっていた転職先や転職エージェントにも、退職トラブルが発生したことを伝え、入社できないことに対してひたすら謝り続けました。

転職エージェントからは、退職するは当たり前だろと逆に怒られ、会社と転職エージェントの板挟みに合って辛すぎて精神が・・・

退職させてもらえなかったことで、

決まっていた転職先への入社を諦める

ここから数年間、鬱になり精神が不安定な状況が続く

という残念な結果になりました。

退職させてもらえなかった体験談②

私のもう1つの体験談ですが、

仕事を辞めるのは無責任だ!
円満退職しろ!

という理由で、何か月も退職させてもらえなかったこともあります。

どんな目に合ったのかというと、

上司、管理部門の課長複数人から呼び出され、無責任だと責められた
退職希望日を言っても却下
退職日を曖昧なままにされ、いつまで経っても退職日が決まらない
次の人が見つかるまで退職するなと言われた
有給は使わせてもらえず、休日出勤も行った
もちろん、有給の買い取りもしてもらえず

仕事を途中で放棄するは、無責任だ!
と言われ続け、さらに退職日が決まらず引き伸ばされるという事例です。

なぜ退職しようとしたのか?

この会社は、上場企業でした。
そこで私は経理部の課長として決算業務を統括していました。

退職しようとした経緯は、

キチガイ役員のパワハラが日常化していた。
パワハラ役員から、お前は、
 「無能だ」
 「責任とれ」
 「辞めろ」
と言われ続けていた。

といった状況でした。

役員から散々、「無能だ・辞めろ」言われたら、じゃあ辞めるしかない・・・
となってしまいました。

私は、経理で入社したのにも関わらず、

お前は経理をやらせるために採用したんじゃない

などと怒られ、理不尽すぎる扱いを受け続けていたことも、退職せざるを得ない要因となりました。

退職日をずっと引き伸ばされ続けた・・・

キチガイのパワハラ役員から、「無能だ・辞めろ」と言われ続けるので、もう退職せざるを得ないと関係者へ伝えたところ、

途中で仕事放棄するのか!
仕事から逃げるなんて無責任だ!
替えがいないんだから、次見つけるまでは辞めるな!
退職トラブル起こしたら、次に転職はできないぞ!

と、責められ続けました

さらに、円満退職できなければ、

転職先でも問題してやる
業界で生きていけなくしてやる
会社が希望する退職日に退職するなら、円満退職にしてやる

といった脅しもありました。

「無能だ・辞めろ」と言われ続けているのに、なぜ退職を引き留めるんだ

と訴えましたが、円満退職しろ!言うことを聞けの一点張り・・・

最後はあまりにも理不尽で、不覚にも関係者の前で涙を流してしました。

キチガイのパワハラ役員から受け続けたパワハラにより、精神的にボロボロだった私は、最後の力を振り絞って毎日関係者へ退職をお願いしても無理・・・

最後は、退職代行を使ってなんとか退職日を決めてもらうことができました。

退職させてもらえなかった結果・・・

退職させてもらえなかった状況が続いた結果、

私は、

精神が病んで寝れなくなった
鬱になり、ホント死にたいと毎日思うようになった
心療内科へ通院・・・

といった精神に支障をきたしてしまいました。

退職させてもらえなかったことが、最終的に精神を病んでしまうことにまで行きついてしまったのです。

まとめ【とにかく早く退職できるように】

今回は、退職できないトラブルと題して、退職させてもらえず、精神的に追い込まれた私の体験談をご紹介しました。

退職でのトラブルは、会社側のわがままということが多いです。

会社側としても、急に退職されて仕事に支障をきたすのは避けたい!という気持ちはわかります。

しかし、従業員が退職しなければならない状況になったのは、会社側にも責任があるはずです。

会社側は自分たちの責任は認めず、退職者のわがままで仕事に支障をきたすのは許さない!
ということを理由に、退職させないよう行動を起こしてくることがあります。

私は会社の都合で、退職させてもらえなかった結果、

有望な転職先に転職できなかった

精神を病んでしまった

といった経験をしました。

会社を退職するもの自分の人生です。
退職のトラブルに巻き込まれて、自分の人生を無駄にしないでください。

もし、私のような退職トラブルに巻き込まれた場合、私のように退職代行含め、あらゆる手段を使って、早急に退職してください。

退職できないことで精神、身体を壊してしまっては元もこうもありません!

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