未経験の経理の転職は難しい…【難しい理由と転職成功法を現役経理部長が解説】

採用・転職

経理未経験だと、経理への転職は難しいでしょうか?

今回は、このような疑問に答えていきます。

経理の仕事をしたことがないけど、経理の仕事をしてみたい!
でも、経理未経験だと転職は難しいかな?

そんな疑問を持っている「経理への転職を考えている方」に向けて、

未経験者の経理の転職が難しい理由
未経験者でも経理に転職するための方法

この2つについて、現役の経理部長がズバリ解説します。

☞この記事の解説者

現役の東証一部上場企業の経理部長です
中途採用の書類選考、面接官もやってます
私自身、転職6回も経験しています

この記事は現役の経理部長が解説しているので、採用側の考えも知ることができます!

経理の転職は未経験だと難しい!?

経理未経験者が経理へ転職するのは、やはり難しい・・・
それが現実です。

企業側が経理の中途採用をするとき、たいていは即戦力になる人を採用しようと考えます。

経理で退職者が出たり、経理人員の異動があったりして経理要員を補充したいという理由で経理の求人を出すことが多いのが実態です。

そしてこの場合、抜けた経理要員の穴を埋めるために、「即戦力=実務経験アリ」の人材を求めます。

それに対し、経理未経験者は「実務経験」がないハンデを背負った状態で転職活動するわけですから、経理への転職は難しいと言わざるを得ません。

また、企業は事業拡大のために、経理人員を増員するという理由で求人を出す場合もあります。

この場合、未経験者でも採用される可能性は高くなりますが、それでもやっぱり実務経験アリの人材と比較されるので、転職は難しい・・・

これが現実です。

しかし、経理未経験者が経理へ転職できないわけではありません。

IS課長
IS課長

私が所属する会社では、実際に、経理未経験者を経理で採用したこともあります。

経理の未経験者の転職は難しいですが、それでも可能性はあります。

今回は、経理の転職が難しい具体的な理由を知り、どうすれば転職できるかその方法を具体的に解説していきます。

経理の未経験者の転職が難しい理由

経理の転職は未経験だと難しいのですが、その理由を具体的に解説していきます。

経理の未経験者の転職が難しい理由は、3つあります。

①会計や税金の専門的な知識が必要

②エクセルの操作スキルも必要

③経理の求人は、営業職などに比べ少ない

この3つの理由により、経理に転職は難しいと思われています。

会計や税金の専門的な知識経験が必要

経理では、

基本的な簿記の知識が必要です

決算作業に必要な会計基準の知識が必要です
税金の計算や納付などについての知識が必要です

このような知識は、1日で身につくものではありません。
2~3年かけて、勉強したり実務経験することで知識が身につきます。

このような専門的な知識を持っている実務経験者は、転職後も即戦力として仕事ができるので、採用する側としてはどうしても経理の実務経験者を優先することになります。

採用する側としては、

経理未経験者は実務経験者と比べると、専門的知識経験が不足しているので、採用は実務経験アリの人を優先したい。

そう考えて求人を出すところが多いのが事実です。

結果、経理未経験者の転職は難しくなってしまいます。

経理未経験でも、資格など取って経理の知識をつければ転職は可能ですか?

経理未経験者の欠点である、

「専門的知識経験が不足」

これを資格取得などで補えば、経理へ転職できる可能性は高まります。

その方法については後述しますが、資格取得を通じて経理の専門的知識を身に付ければ、転職することも可能です。

諦める必要はありません。

エクセル操作スキル、ITスキルが必要

最近は、当り前のように会計システムを使って経理の仕事をします。

また、経理ではエクセルといった表計算ソフトを使ってデータを加工する作業も日々行います。

このように、今の経理の仕事では、システムやエクセルを使えることが必須条件となっています。

このため、採用する側は、会計システムの使用経験やエクセル操作スキルがあるかを採用要件としてくることが多くあります。

IS課長
IS課長

実際に私が所属する会社で、経理の中途採用をするときは、エクセルスキルがあるのが必須条件としてます。

実際に経理を経験しないと、会計システムやエクセルを使うことがありませんよね。

経理未経験者は、実際に会計システムやエクセルを使う機会がないでしょうから、それらのスキルを身に付けることが難しい、というのが実情だと思います。

しかし採用側は、やはりエクセルスキルやITスキルがある人を経理として採用したいと考えます。

その結果、エクセルスキルやITスキルがある人と思われる、実務経験者を優先することになります。

経理未経験者だと、エクセルやシステムのスキルを身に付けるのは難しいですよね・・・

エクセルについていえば、経理の仕事をしなくても十分にスキルを身に付けることが可能です!

詳しくは、後述でも解説しますが、独学したりパソコンスクールを利用したり勉強をして、エクセルのスキルを身に付けることができます。

実際に、エクセルのスキルとエクセルに関する資格(MOSという資格です)を取って、未経験でも経理に転職したという実例もあります。

特にエクセルのスキルは、経理の仕事にとって必須ですので、これを事前に持っていれば、転職できる可能性も高まります。

経理の求人は、営業職などに比べ少ない

経理の求人は、営業職やプログラマーといった職種に比べ、求人は少ない状況にあります。

出典:2020年doda転職求人倍率レポートより

求人倍率レポートをみてもわかるとおり、経理などの管理系の求人倍率は他の職種より低めです。

企業はどうしても、売上を直接稼ぐ営業やIT系の技術者などを優先して採用しがちです。

そのため、コストとなる管理部門の経理などは、採用を後回しにされるのが一般的ですね。

こうした理由から、中途採用の求人の中でも経理の求人少なくなってしまいます。

そして、経理の求人が少ないということは、おのずと転職も難しくなってしまう、というのが実態です。

IS課長
IS課長

求人が少ないと、転職できる可能性も下がってしまいますね・・・

経理の求人は、他の求人と比べて少ないのは事実です。

しかし、経理の求人を多く抱えている転職エージェントを活用して求人を紹介してもらえば、転職できる可能性は高まります。

例えば、MS-Japanや、doda(デューダ)といった大手の転職エージェントでは、経理の求人を多く抱えています。

こちらに登録して求人を紹介してもらえれば、経理の転職に有利に働きます。

難しい経理の転職/成功させる方法!

難しい経理の転職で成功するには、転職が難しい理由を克服すれば転職成功の可能性が高まります。

経理の転職が難しい理由は3つありました。

①会計や税金の専門的な知識が必要

②エクセルの操作スキルも必要

③経理の求人は、営業職などに比べ少ない

経理未経験者が経理に転職するには、この難しい3つの理由を克服すれば転職に成功することができます。

克服するためには、以下の3つの方法を実践する必要があります。

①資格、スキルを身に付ける

②規模が小さめの会社の求人に応募する

③経理の転職に強い、転職エージェントから求人を紹介してもらう

この3つの方法を事前にやっておけば、未経験であっても経理への転職の可能性が高まります。

経理の転職は難しいですが、転職できる可能性はあります。

資格、スキルを身に付ける

未経験者が経理に転職するには、経理に必要な資格とスキルを事前に身に付けておく必要があります。

その、資格とスキルですが、

簿記の資格

エクセル操作スキル

この2つは必須です。
経理の転職を狙うならば、事前にこの資格とスキルを身に付けましょう。

資格とスキルを身に付ければ、経理未経験であっても、経理に必要な知識とスキルがある!

と採用側に思ってもらえます。

そして転職で有利になります。

簿記の資格のレベルは?

簿記は、最低でも日商簿記3級を取得しておくべきです。

さらに日商簿記2級があれば、転職では有利になります。

(企業の求人応募要件によっては、簿記2級必須というところもあります)

簿記2級の取得は難しいですが、資格があると転職に有利なことはもちろん、経理の専門知識も高まりますのでおすすめです。

簿記の資格の勉強方法はこちらで解説していますので、よければ参考にしてください。(簿記の資格を持っていない方は必見です!)

エクセル操作スキルはどうやって身に付ける?

エクセル操作スキルは、やはりエクセルを実際に操作しなければ身につきません。

エクセルを操作する機会がある人は、エクセル操作の書籍やホームページを検索して勉強することをおすすめします。

エクセルを触る機会がない人は、PCスクールに通ってエクセル操作スキルを身に付ける必要があります。

例えば、このKENスクールというパソコンスクールは、初心者向けのマイクロソフトエクセルの基礎講座を受講できるのでおすすめです。

●おすすめエクセル講座 KENスクール

また、転職に有利なエクセルの資格としては、MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)というものがあります。

MOS=エクセルなどのマイクロソフトのオフィス製品の利用スキルを証明できる資格です。

このMOSの資格を持っていれば、エクセル操作に長けていることを証明できますので、転職でも有利になります。

(このMOSの資格の勉強もKENスクールでできます。)

エクセルのスキルを身に付ける方法については、こちらの記事でも解説してますので、参考にしてみてください。

簿記とエクセルの資格、スキルがあれば、採用する側は経理の仕事に必要な知識があると採用側にも認められます。

経理未経験であってもこれらの資格とスキルがあれば、経理に転職できる可能性が高まりますので、是非資格取得にチャレンジしてください。

規模が小さめの会社の求人に応募する

経理未経験者が経理へ転職しようとするとき、規模が小さめの会社の求人を狙って応募しましょう。

※規模が小さめのの会社って?

規模が小さめの会社とは具体的どんな会社でしょう。

非上場中堅規模

上場企業の子会社

規模が小さめのマザーズ、ジャスダック上場企業

などの会社が、規模が小さめの会社に該当します。

このような会社をすすめるのは、

常に経理の人材不足であり、未経験者でも採用される可能性が高い

未経験可の求人を出しているところが多い

といった理由です。

このような会社は、会社自体はそれなりにしっかりしているけど、経理の人材は不足気味の状況が続いてます。

そのため、未経験者でも採用される確率も高いというのが、最近の状況です。

もし、大企業の経理に転職したいと考えている方は、まずこのような規模の小さめの会社で実務経験を積んでください。

(いきなり大企業への転職を狙っても、成功する確率は低いです)

大企業の経理に転職するには、実務経験を積んでからを狙う方が、転職できる可能性が高いです。

このような規模の小さめの会社は、経理未経験者にとっても転職するのに狙い目の会社です!

経理の転職に強い、転職エージェントから求人を紹介してもらう

経理未経験者で、経理へ転職するためには、

複数の「経理未経験可」の求人に応募すること

これが一番重要です。

転職は、1つ、2つ求人に応募したからといって、すぐに採用されるわけではありません。

経理の転職を成功するには、できるだけ多くの求人に応募して内定を獲得する必要があります。

そのためには、経理の求人を多数抱えている転職エージェントに登録して、求人に応募しましょう。

例えば、

といった転職エージェントは、経理の転職に強く、経理未経験の求人も多く扱っています。

MS-Japanは、管理部門(経理、総務、人事など)に特化している転職エージェントで、上場・非上場に関わらず経理の求人を多く扱っています。

経理の転職では、絶対に登録すべき転職エージェントですね。

IS課長
IS課長

私が所属する会社でも、経理の中途採用をする場合、まずMS-Japanに求人を出します!

doda(デューダ)は、大手転職エージェントの中でも全体の求人数が圧倒的に多いです。

経理の求人も多く抱えており、経理未経験者可の求人もあります。

まずは、2つの転職エージェントに登録すれば、多くの経理の求人を紹介してもらえます。

転職活動では、多くの求人を紹介してもらい、応募できるかが成功できるかの分かれ目です。

転職に成功するためにも、この2つの転職エージェントに登録して経理の求人にどんどん応募しましょう。

もちろん「経理未経験可」の求人もありますので、未経験者であっても安心して求人の申込みはできます。

まとめ

今回は、経理の転職は、未経験だと難しいという理由を解説しました。

そして、経理の転職は難しくても転職に成功できる方法も解説しました。

経理の転職が、未経験だと難しいという理由は、

①会計や税金の専門的な知識が必要

②エクセルの操作スキルも必要

③経理の求人は、営業職などに比べ少ない

このような理由で、経理の転職が難しいのです。

そして、経理の転職が難しい理由を克服して、転職成功するには、

①資格、スキルを身に付ける

②規模が小さめの会社の求人に応募する

③経理の転職に強い、転職エージェントから求人を紹介してもらう

この3つを実践する必要があります。

経理の転職は未経験だと難しいのは、事実です。
しかし、全く可能性がないわけではありません。

実際に、経理未経験可の求人も多くありますし、経理に転職できるチャンスはあります!

経理の仕事は専門的ですが、わかってくればどんどん面白くなります。
また一度経験すれば、他の会社でも通用する一生の仕事にもなります。

経理未経験だけど経理の仕事に興味がある方は、転職は難しいかもしれませんが、チャレンジする価値あります!

ぜひ経理の仕事やってみましょう!

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