自己PRってうまく書くの難しい・・・
転職で受かるための、自己PRのコツを知りたいな
今回は、転職者が悩む、職務経歴書の自己PRの書き方について解説してきます。
☞ 記事の内容
●自己PRの書き方手順を解説
●具体的な自己PRの書き方を、事例を用いて解説
私が実際に使って転職成功した時の、自己PRのサンプルも提供します!
☞この記事の解説者
●転職6回
●内定30社以上
の私が、実際に書いた自己PRを使って、書き方を解説します。
転職の時、自己PRいっぱい書いてきました
☞この記事を読み終えると、
●自己PRの書き方のテクニックが身につきます。
●採用担当に注目してもらえる、自己PRが書けるようになります。
では早速、解説していきます。
自己PRって、どう書けばよいの?
自己PRって、どこに、どのようなことを書けばいいの?
自己PRっていっぱい書いた方がいいの?
結論、以下の3つのポイントを押さえて書きましょう。
①自己PRはA4用紙1枚(1,000文字程度)に収める
②自己PRは4つに内容を区分して書く
③自己PRは、職務経歴書に詳細を書く
自己PRはA4用紙1枚(1,000文字程度)に収める
自己PRは、A4用紙1枚程度がちょうど良いかと思います。
いっぱい書いても、
●採用担当は全部読んでる時間がない(採用担当は忙しいです)
● 一番PRしたいところが分からなくなる
こんな状況になりますので、簡潔にA4用紙1枚程度に収めてください。
自己PRは4つに内容を区分して書く
自己PRは4つに分けて書くと、わかりやすくなります。
・自己紹介
・今まで実績、成果
・アピールしたい資格
・自分のアピールポイント
自己PRは、職務経歴書に詳細を書く
自己PRは、
履歴書に書くの?職務経歴書に書くの?
履歴書で自己PRを書く場合もありますが、十分にアピールするためにも、職務経歴書に自己PRを書いた方が思います。
履歴書だと文字数の制限があって、アピールしきれないですしね。
参考に、
私が職務経歴書に書いた、自己PRを出しちゃうよ
※私の場合は経理職の応募です。
自己PRを4つに分けて、A4用紙1枚で書いてますね。
この2つのポイントを意識すると、自己PRは書きやすくなります。
ここからは、
●自己PRの4つに区分する方法
●A4用紙1枚に収める書き方
を解説します。
まず、自己紹介を書く
まずは自己紹介を書きましょう。
参考に、私が書いた自己紹介はこんな感じ。
今までやってきた仕事を書き、そのあと、仕事スタイル(仕事の向き合い方)を、簡単に紹介する。こんな流れで自己紹介を書いています。
書き方のコツ
・4行~5行程度(200文字以内)で書けるといいと思います。
・経験してきた、主な業務を書きます。
・次に、今まで身に付けてきたスキルの中で、応募する職種にマッチした代表的なスキルを書きます。
・最後に仕事する上で心掛けていることを書きます。
この4つを気にして、自己紹介を書いてみよう
今までの実績・成果を書く
次に、今までの仕事の実績・成果を書きましょう。
参考に、私が書いた今までの実績・成果はこんな感じ。
この場合は実績・成果を2つ書いています。
●業務の仕組みを変えて工数を削減したこと
●ツールを導入して、経営に必要な情報を提供できる体制を構築したこと
このように、コスト削減の実績・成果を書いています。
書き方のコツ
・10行程度(350字程度)で書く
・直近の実績、成果を書く
・実績・成果は2つ程度書く
・会社の収益アップに貢献したことを書く
・コスト削減に貢献したことを書く
実績、成果の記載は重要な箇所です
採用担当は、具体的にどんな業務をやって実績を出したかを知りたいので、ここをチェックすることは多いです。
「会社の業績にどれだけ貢献してきたか」という実績・成果のエピソードを書くと、具体的な成果・実績がわかるので、採用担当は評価してくれます。
例えば、
・○○の販売戦略の立案実行をして、△△分野の商品売上アップに貢献した
・システム導入のプロジェクトリーダーとして、○○作業の工数を大幅削減した
といったことを書けるといいですね。
収益に貢献したこと、コストを削減したこと
を書くのが評価されやすい!
実績、成果が思いつかない方へ
収益に貢献、コスト削減といった実績・成果なんてないなあ
そんな方でも、自分の業務で効率化したことや改善してみたことがあるはずです。
ちょっとした改善や工夫でも、作業工数を削減につながり、その結果コスト削減に貢献しています。
過去を振り返り、自分がやってきた
改善や工夫実績・成果に書いてみよう。
ちなみに、
●気力と根性で仕事を続けてきたとか
●皆勤賞だった(風邪をひいても頑張って出勤し続けた)
とか書いても、今の時代は評価されませんので。
アピールしたい保有資格を書く
特にアピールしたい、保有資格を書きましょう。
参考に、私が書いたアピールしたい資格はこんな感じ。
私の場合は経理職の応募です。
応募する、職種に関する資格のみをピックアップして書いています。
書き方のコツ
・応募する職種に、直接関係がある資格を厳選して書く
・取得した資格を、どう活用しているかコメントする
応募する職種に、直接関係がある資格を厳選して書く
資格については、履歴書でも記載すると思います。
履歴書では、
業務に直接関係ない資格も含めて、幅広く書く場合もあります(例えば運転免許など)
自己PRする際、応募する職種に直結する資格のみを厳選し、業務に必要な知識があることをアピールしてください。
取得した資格を、どう活用しているかコメントする
さらに、取得した資格をどのように活用しているか、簡単にコメントすると新設です。
取得した資格を業務に活かして、仕事していることをアピールしましょう。
自分のアピールポイントを書く
最後に、自分のアピールポイントを書きましょう。
参考に私が書いた自己紹介はこんな感じ。
自分がアピールできる能力「マネジメント力」、「会話力」に絞って書いています。
さらに、応募する職種以外の職種も経験し、幅広い目線で業務ができることをアピールしています。
書き方のコツ
・10行~15行程度(500文字程度)で書く
・アピールポイントは大きく分けて2つ書く
①「実務経験」
②「一般的に評価される能力」
を記載するのがおすすめ
ここでは、アピールポイントを、
●「実務経験」
●「一般的に評価される能力」
この2つに分けて書くことをおすすめしています。
「実務経験」と「一般的に評価される能力」の書き方を解説するよ
アピールポイント 「実務経験」の書き方
実務を、十分に経験を積んでいることアピールするために書きます。
ポイント
・あまり長くならない程度で、4~5行程度で書きます。
・専門分野を持ちつつも、専門分野以外の業務も経験していることをアピールするのもよい
応募する職種の実務経験はもちろんですが、それ以外の職種の経験を記載するのもいいですね。
専門分野を強調しすぎると、それしかできない人と見られる場合もありますので。。
一般的に評価される能力の書き方
一般的に評価される能力とはなんでしょうか?
「一般的に評価される能力」とはなにかを説明しましょう!
一般的に評価される能力とは
企画力:
問題を解決するための段取りを組み立てる能力
実行力:
プロジェクトを実際に遂行していく能力
改善力:
問題点を発見し改善していく能力
コミュニケーション能力:
グループをまとめたり他者との折衝や交渉をする能力
判断力:
現在の状況を正しく把握して適切に対応していく能力
指導力:
部下に対して個々の能力や特性に応じた指導をしていく能力
折衝力:
自分の考えなどを他者に説明して納得させる能力
理解力:
担当業務の目的や上司の指示を理解する能力
以上が、一般的に評価される能力となります。
この中から、自分がアピールできる能力を選びましょう。
ポイント
ここでは、自分のアピールできる能力2,3を選択して書くことをおすすめします。
参考に、指導力とコミュニケーション能力を
アピールする場合の書き方を紹介するよ
・指導力(マネジメント力)をアピールする場合
指導力があることをアピールするために、心掛けていること、それを実践した結果、どのような成果を出したかを具体的に書きます。
例えば、
部下のモチベーションを上げること、常にチームの雰囲気が和やかになるよう心掛けた結果、XXプロジェクトを無事成功させることができました。
といったことを書くのが良いと思います。
・コミュニケーション能力をアピールする場合
コミュニケーション能力があることをアピールすることについても、心掛けていること、それを実践した結果、どのような成果を出したかを具体的に書きます。
例えば、
「外部や他部署対応を多くこなし、自分から会議を設定するなど率先して意見調整に動きました。
その結果、適時部署間の情報共有ができ、業務を円滑に進めることができました。」
といったこと書きます。
具体的にやっていることを書けば、ちゃんとコミュニケーションを取れる人なんだ
ということが伝わります。
参考:ダメな書き方
参考に、ダメな例も紹介します。
「周囲とコミュニケーションをしっかり取って仕事をしています。」
このような記載、結構あります。
これでは当たり前過ぎて、あまり評価されません。
具体的に、どのようにコミュニケーションを取って仕事を進めているのか記載して欲しいですね。
私の場合、
会話力を強調するため、社内外でセミナー講師をやっていて、人前で物もスラスラ話せることもアピールしました
まとめ
今回は、職務経歴書の自己PRの書き方の
●書き方手順
●具体的な記載内容
について事例を用いて解説しました。
改めて、自己PRを書く時のポイントは以下の通りです。
①自己PRはA4用紙1枚(1,000文字程度)に収める
②自己PRは4つに内容を区分して書く
そして、自己PRを書く場合は、
●自己紹介
●今まで実績、成果
●アピールしたい資格
●自分のアピールポイント
この4つに内容を区分して書きましょう。
実際には、
自己PRの書き方はある程度定型化されているものの、アピールしたいポイントによって、書き方は大きく変わってきます。
今回ご紹介した、実際に私が使った自己PRの文章サンプルも参考にしてみてください!
ご紹介した自己PRの書き方は、転職エージェントからもコツを教わり、書き方を覚えました。
特に転職エージェントのdoda(デューダ)の担当者から、履歴書・職務経歴書の添削をしてもらって、採用担当に好まれる記載の方法を学びました。
自己PRも、転職のプロである、転職エージェントに添削してもらうのもアリですね。
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