経理の転職に有利な資格は?【現役経理部長がおすすめ 経理の資格3選】

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経理の転職では、
どのような資格あると有利なのかな?

今回は、このような疑問に答えていきたいと思います。

☞ 記事の内容

経理職への転職する方向け おすすめ資格3選について

① 日商簿記の資格について

② 税理士試験の科目合格について

③ FASSのスコアについて

☞この記事の解説者

●転職6回の経験アリ
●現役、上場企業の経理部長で、中途採用の選考もやってます。

IS課長
IS課長

自分も、紹介する資格は全部持ってます

☞この記事を読み終えると、
●経理職への転職の際に、持っていた方が良い資格がわかります。
●現役の経理職にとってほしい、資格がわかります。

では早速、解説していきます。

経理職への転職で有利な資格は?

経理職で必要な資格は様々あります。

経理の資格って、どれがいいんだろう?

IS課長
IS課長

経理として、取ってほしい資格は3つあるよ

経理職におすすめする、厳選3つの資格

①日商簿記

②税理士試験 科目合格

③FASSスコア

この3つの資格のうち1つでもあれば、転職でも有利になりますよ。

ここからは、3つの資格について詳細を解説します。

日商簿記の資格は必須

日商簿記の資格については、経理職では必須です。

日商簿記については、1~3級がありそれぞれ取得には難易度があります。

①1級レベル・・・
極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を理解し、会計基準・会社法・財務諸表等規則などの企業会計に関する知識を持つレベル

②2級レベル・・・
財務諸表の数字を読み解く力が身につき、経営内容を理解できる知識を持つレベル

③3級レベル・・・
商業簿記のみ、経理関連処理など、初歩的な実務がある程度できる知識を持つレベルすこと

日商簿記のレベルを、もう少し具体的に実務的な理解度に置き換えてみると、次のようになるかと思います。

① 1級レベル

  • 単体・連結決算の全体を理解している。
  • 税効果会計や減損会計などといった各種会計基準を幅広く理解している。
  • 原価計算の方法について全体を理解している
  • 原価分析の基本を理解している
  • 管理会計の基本を理解している

② 2級レベル

  • 単体・連結決算の基本を理解している
  • 税効果会計などの各種会計基準の一部を理解している
  • 原価計算の方法について基本を理解している

③ 3級レベル

  • 簿記の基本・仕訳を理解している
  • 総勘定元帳や合計残高試算表を理解している

1~3級のどれを取得しておけばよい?

ここで疑問が出てくるかと思いますが、1~3級のどれを取得しておけばいいでしょうか。

経理職では、何級取っておけばいいんだろう?

結論、
経理職の場合は、最低2級は取得して欲しいところです。

簿記の資格によっても、狙える転職先が変わってきます。

● 簿記2級 ⇒ 一般的な会社の経理担当の採用で、持っていた方がいい資格

● 簿記1級 ⇒ 上場企業の決算担当の採用で、持っていた方がいい資格

また1級があれば、決算業務全般の知識があることを証明でき、上場企業への転職でも書類選考で有利になります。

IS課長
IS課長

経理職では、2級を取ってほしい。。
1級は大変だが、転職とかで有利になる!

残念ながら3級は、転職ではあまり有利に働きませんただし、簿記3級では簿記の基本を学ぶことができます。

簿記が分かってくると、日常の経済ニュースなども徐々に理解することができるので、勉強するのは凄くおススメですよ!

簿記の種類はいろいろある

簿記の資格の種類って、いろいろあるけどどれがいい?

簿記の資格は、
●日商簿記
●全経簿記
●全商簿記
などといったものがあります。

資格を取得する際は、圧倒的に知名度が高い日商簿記1本に絞ってください。

他の資格は知名度が低く、企業ではあまり評価していない、というのがホンネです。

簿記の資格を持っていない人は・・・

これから経理への転職を考えている人で、簿記の資格を持っていない人は、

● 今すぐにでも簿記の勉強を始める
● 早く転職したいと思っているなら、スクールで簿記の勉強をする

行動に出ましょう。
早く行動すればするほど、結果も早く出ます!

早く簿記の資格を取りたいと思う方は、
スクールの講座を使って勉強することをおすすめします。

通信環境が良くなって、スマホやタブレットが発達した今、
Webで簿記の講義を受けられるようになっています。

スマホやタブレットをフル活用して、効率よく講義を受けられる工夫もされていて、
おススメできるWebの講座も増えてきました。

例えば、
●スタディングという講座では、
いつでもどこでもスマホで簿記の講義を受けることができるよう、講義時間をコンパクトするなど工夫しています。

●クレアールという講座も同様に、Webの講義に力を入れていて、倍速で講義を受講できたり、資格取得に必要な知識のみを習得できるよう徹底的に無駄を省いたり工夫しています。

さらにWebの講義は通学の講座と違って、教室がないことで場所代が浮くことから、講座の料金も安いところがメリットです。
2級、3級の場合、十分クオリティが高いWebの講座がありますので、簿記を勉強する際には検討した方がいいですね。

こちらにも、おススメの簿記のWeb講座もまとめてみましたので、こちらもご覧ください。

日商簿記1級取得にもチャレンジして欲しい

日商簿記1級ですが、難易度が高く、取得するのには相当苦労します。

でも1級取得してほしいです。大きなメリットがあるからです。

日商簿記1級のメリットは?

日商簿記1級取ったら、なにかメリットありますか?

1級を取得するメリットですが、
●税理士試験の受験資格を、得ることができる
●上場企業の経理職への、転職が有利になる
●経理実務で使える、工業簿記・原価計算を理解することができる

IS課長
IS課長

税理士を目指す人は、取ってほしい資格だね
あと、上場企業への転職でかなり有利になる!

工業簿記・原価計算が難しいんだけど・・・

1級の勉強してるけど、

工業簿記・原価計算って苦手・・・

特に苦労するのは工業簿記・原価計算だと思います。
実務で原価計算などに関わっていないと、内容をイメージすることができないんですよね。。

しかし、この工業簿記・原価計算の知識は、

●会社の経理実務で使う機会がけっこうあります。
●この知識があると、様々な場面で重宝がられます。
●人事評価アップに繋がることも多々あります。

IS課長
IS課長

工業簿記って、
実務で役に立つこと、けっこうあるんだよな

工業簿記・原価計算、なかなかイメージできず理解するまでに苦労します。

でも、
工業簿記・原価計算は、将来の経理実務にも役立つ科目です

経理の仕事を極めたい方は、ぜひ勉強してほしいです。

簿記1級、独学はおすすめできません・・・

簿記1級の難易度は相当高いです。

試験の難易度が高い場合は、独学することは正直厳しいです。

この記事の解説者は、簿記1級を独学で取得しました。

独学でも、簿記1級には合格できるのですが、
合格までに相当時間がかかりますので、おススメできません・・・

簿記1級を効率よく勉強するなら、スクールを使っちゃいましょう。

例えば、

● クレアール簿記検定講座

なら、簿記1級のコースも準備されていて、料金も他のスクールに比べてリーズナブルですし、
スマホ、タブレットも使えるWEB講義がメインとなっていますので、効率よく勉強ができますね。

欲を言えば、税理士試験の科目合格もしてほしい

税理士試験の科目は、合計11科目あり、その中から5科目を選択して受験します。

この科目は、
●「必須科目」
●「選択必須科目」
●「選択科目」
の3つに分かれおり、3つに区分された科目の中から科目を選択しなければなりません。

・必須科目(2科目)

「簿記論」「財務諸表論」

必ず合格しなければならない必須科目

・選択必須科目(1科目)

「所得税法」「法人税法」

どちらか1科目に合格する必要がある科目

・選択科目(2科目)

「相続税法」「消費税法」「酒税法」「固定資産税」「国税徴収法」「住民税」「事業税」

必須科目と選択必須科目以外の科目から、2科目を選択して合格する必要がある科目

どの科目を取ると転職に有利?

どの科目を優先して勉強すればいい?

結論、
「簿記論」「財務諸表論」「法人税法」「消費税法」
いずれか1科目で良いので合格していれば、経理職の資格としては十分だと思います。

IS課長
IS課長

これらの科目は、会社の経理実務でも使うので、
経理職の人には、勉強してほしい!

加えて税法科目のどれか1つあるとさらに、転職では有利になります。

転職で有利な税法科目
●法人税法
●消費税法

税理士試験の勉強ってどうやってやったらいい?

税理士試験の勉強は、1年間科目ごとに勉強をすることになります。

例えば、
● 今年は簿記論を勉強、
● 簿記論が受かったら次の年は財務諸表論を勉強
といった流れで、毎年1科目ずつ勉強するのが一般的です。

そして、難易度の高い、税理士試験の各科目に合格するには、効率よく勉強しないとなかなか合格できません。

そのためには、独学は止めて、スクールを使う必要があります。
(ものすごく頭がいい人でないと、独学で合格は無理・・・)

税理士試験も、Web講座できるところが増えていますので、
このWeb講座で勉強するのがおススメですね。

ちなみに私は、
Web講座のネットスクールを使って、財務諸表論に合格しました。

Web講座でも、勉強を継続すれば税理士試験の科目合格できますよ!

全科目合格(税理士資格)の場合

もちろん全科目合格して、税理士資格を持っていれば、当たり前に転職では有利です。

ただし、
●5科目取得は時間がかかる
●特に税法関連の科目合格は、長期間(1科目1~2年)の勉強期間が必要

まずは1科目合格をして、転職で有利にしておくことをお勧めします。

(税理士資格は、転職目的ではなく将来独立を目的とする、というのがいいでしょうね)

FASSのスコアは意外と評価される

そもそもFASSってなんですか?

「FASS」とは、「Finance&Accounting Skill Standard」のそれぞれの頭文字から取った略称で、通称「ファス」と呼ばれています。

2005年11月に開始した比較的新しい検定です。

IS課長
IS課長

この資格、
経理、財務部門の方中心に、徐々に広まってきてます!

特徴
● 日商簿記よりも内容が実務に近い
● 経理職の「実務の力」を測るに適している

履歴書の資格欄にこのスコアを記載することで、書類選考が有利になることもありますので、最近では外せない資格の1つだと思います。

IS課長
IS課長

以下に、FASSの概要を紹介します。

FASSの目的

経理・財務の第一線で活躍する実務家のスキルレベルを、客観的かつ信頼性をもって測定する。

FASSの特徴

・試験期間が上期と下期で分かれている

上期試験(5月1日~7月31日)

下期試験(11月1日~1月31日)

・インターネット形式の試験

 全国にある試験センターでパソコンを使って受験する形です。

・資産分野、 決算分野、 税務分野、 資金分野の4分野から合計で100問、90分の試験

①資産分野・・・
売掛債権管理、在庫管理、買掛債務管理、ソフトウエア管理、固定資産管理

②決算分野・・・
月次業績管理、連結決算業務、単体決算業務、外部開示業務

③税務分野・・・
税効果計算業務、法人税申告業務、消費税申告業務、連結納税申告業務、税務調査対応

④資金分野・・・
現金出納管理、有価証券管理、手形管理、債務保証管理、借入金管理、貸付金管理、デリバティブ取引管理、社債管理、資金管理、外貨建取引管理

・合否ではなく総合点から、A~Eの5段階レベルでスキル評価

A    689点~
経理・財務分野について、業務全体を正確に理解し、自信をもって経理・財務部門の業務を遂行できるスキルをもっている。

B    ~688点641点  
経理・財務分野のほとんどの業務を理解し、業務を遂行できるスキルをもっている。
分野によって、知識の正確さに個人差があるものの、業務を妨げるようなこと はなく、適切に対応できるスキルをもっている。

C     ~640点561点 
経理・財務分野について、日常の業務を行うための基本的なスキルが身についているが、自己の経験以外の業務への対応力について差が見られる。
日常の業務であれば、業務を理解して、支障なく対応できるスキルをもっている。

D     ~560点441点  
分野によって、知識の正確性に差があり、不十分な部分が多いが、支援を受けながら、最低限の業務を行うスキルをもっている。

E      ~440点
経理・財務分野について、部分的にしか 理解できていない。今後の努力を期待する。

FASSのスコアレベルの評価は?

経理職なら、FASSスコアレベルはどれくらいあればいい?

結論、
FASSスコアのレベルは、AまたはBであると転職では有利です。

残念ながら、C以下はあまり評価されないです。

その他の資格

ここでご紹介した3つの資格以外にも、経理職系の資格はいろいろあります。

・ビジネス会計検定

・FP(ファイナンシャルプランナー)

・給与計算検定

・PC検定

・その他いろいろ

資格は、いっぱい取っておいたほうがいいの?

結論、
履歴書の資格に記載しても、転職では有利にも不利にもならないことが多いと思います。

IS課長
IS課長

いろいろ資格を書いてる人もいるけど、
経理ではそんなに評価されないなあ。

経理職の資格は、シンプルに
●日商簿記
●税理士試験科目合格
●FASSスコアを
記載していれば十分です。

別格の資格(公認会計士)

経理職でも別格の資格といえば、公認会計士の資格となります。

ここでは、あえて取り上げませんでしたが、もちろん持っていれば、書類選考ではかなり有利に働きます。

公認会計士の資格は、
●取得するのに、難易度がかなり高い
●監査法人へ就職、独立が目的の場合が多い

転職を有利にするという目的より、
将来のキャリア形成のために、資格を取ることが多いのではないでしょうか。

ということで、今回のご紹介記事からは外しました。

ただし、最近では・・・

IS課長
IS課長

事業会社で働く、社内会計士の方も増えていますね。

転職市場では、公認会計士の資格を持った方も多く参加しており、経理職への転職に有利に働く資格であることは事実です。

まとめ

経理職への転職で有利なおすすめ資格について、経理課長の目線で3つに絞り解説しました。

改めて、経理職への転職で有利なおすすめ資格は、以下の通りです。

● 日商簿記1級、2級
● 税理士試験 科目合格
● FASSスコア AまたはB

IS課長
IS課長

経理職の方は、この3つに絞って、
資格を取る勉強してみましょう!

特に、簿記なんかは
●スタディング
●クレアール
といった、Webの講座を使って効率よく勉強して、早く資格を取ってしまうのがおススメですね。

経理職へ転職を考えている方は、
今回ご紹介した資格のどれか1つでもいいので取っておいた方がいいです。

そして、これからの転職活動に役立てていただければ幸いです。

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